マンガ 日本の歴史

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マンガ『日本の歴史』には見向きもせず。

パパが、教育投資の一環として、マンガ『日本の歴史』を全巻セットで購入してきました。

「わあ!面白そう!読んでみたい!!」と、大袈裟にリアクションしたのはママです。

子どもたちは、『日本の歴史』を横目でチラリ。すぐさまYouTubeに戻ってしまいます。

小4の長男に読んで欲しくて買った『日本の歴史』は、リビングの隅に置き去りにされたまま、いたずらに月日が流れていきました。

 

ある日、長男が「ゲームを時間無制限でやる為に、自分は何をすれば良いか?」とママに聞いてきました。

もちろん勉強だ、と答え、溜まりに溜まっている進研ゼミをやりなさいと言いつけました。

しかし断固拒否。「勉強は嫌だ何か実践で時間をもらいたい。」と言い張ります。

長男の主張としては、「お手伝いなどをして、お金をもらわない代わりに時間をもらいたい」、ということでした。

我が家では、風呂洗い30円、玄関靴並べ20円など、お手伝い換金制度を採用しています。

では、部屋の片付けと、掃除機かけ、風呂洗いにトイレ掃除、玄関を掃いて、食器を食洗機にかけなさい…

と、ママは鬼のような作業量を言いつけました。無制限(夜10時までゲーム、YouTubeやり放題)なのだから、それくらいやってもらわなければ許可できない!と、したのです。

長男は、半べそ半ギレで、「そんなの無理だ!嫌だ!」と言い、ママに抗議します。

しかし、まだ午前中。今から夜10時までの無制限は、親としてはどうしてもさせたくありませんでした。

長男は気力がみるみるうちに底辺レベルまで落ちていきます。目は死んだ魚の目ようです。

そこで『日本の歴史』が登場します。パパが長男に言いました。

『日本の歴史』1冊読んだら、ゲーム1時間やれる権利をプレゼントするよ。

長男は「良いよ」と、その条件を快諾しました。

あとで、歴史のテストをするからね。答えられたら1時間あげるよ。とパパ。

長男は、「えーっ!」と抗議したそうでしたが、少し考えて「分かった。」と渋々承諾。

 

マンガを手に取り10分がすぎた頃、「読み終わった。ゲームやる。」と長男。

さすがに早すぎる。大人でも10分で読みきれる情報量ではありません。

パパがテストを出しました。

貝などの食べ物を捨てた場所をなんと言うでしょう。

長男「あー、なんだったっけなー。」と、ここまで出てるんだよアピール。

正解の貝塚を答えられず。

パパがまたテストします。

網目模様を施した土器は、何という土器でしょう。

長男「縄文土器!!」と正解を出し、命拾いします。

パパがまた問題を出します。

邪馬台国の女王の名前は?

長男「………??」

後半飛ばしに飛ばして読んだ長男は卑弥呼を答えられません。

パパが言いました。やり直し。

長男は渋々後半ページも読み出しました。今度は時間をかけて、キチンと読み込んでいるように見えました。

 

漫画を読み終わった長男に、パパがまたテストを出します。

長男は、貝塚も、卑弥呼も答えられ、稲作、弥生土器もスラスラ答えます。

パパが、長男に言いました。ちょっとYouTubeで音楽を聞こう。

レキシの『狩から稲作へ』を流し始めました。

♪縄〜文土器 弥生土器 どっちが好き♪

長男はYouTubeに耳を澄ませて、とても集中している様子です。そして、曲が終わると言いました。

「パパ、この歌天才。」

マンガ『日本の歴史』で深めた知識が歌になり、軽快なリズムで心に響き渡り、長男は感銘を受けたようでした。

 

そんな、こんなで、やっと1巻を読み終わり、ゲーム1時間やる権利をゲットした長男。

長男が2巻めを読み始めることはまだありませんが、気長に『日本の歴史』に触れるチャンスを待とうと思います。

兎にも角にも、良い本なので、興味があったら手にとって見てください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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